アメックスカード、どのマイルを貯めるとお得?

はじめに

アメックスカードは他社カードに比べてポイントサービスが弱いと言われています。
ポイントサービスの「メンバーシップ・リワード」のポイント還元率は0.3%なので、他社の標準0.5%にも満たない還元率です。
それではアメックスカードでポイントを貯めてマイルに移行するのは、メリットがないのでしょうか?
アメックスカードでポイントをお得にマイルに移行する方法や、メリットについて紹介しましょう。

アメックスのプロパーカードでマイルを貯める方法

アメックスカードでマイルを貯める場合は、ポイントをマイルに移行する必要があります。
まずはどのマイルに移行することができるのかご紹介しましょう。

アメックスのポイントで移行できるマイル

プロパーのアメックスカードはグリーンカード、ゴールドカードの他に、招待制のプラチナカード、センチュリオンカードがあります。
また、事業主向けにもビジネスカードやビジネスゴールドカードなどが発行されています。

これらのプロパーカードでは、すべて「メンバーシップ・リワード」というポイントプログラムが利用でき、100円で1ポイントが付与されます。
貯まったポイントをマイルに移行する場合のアメックスカードのメリットは、交換できるマイルの種類が多いという点です。

アメックスのプロパーカードでは、ANAマイルをはじめとして15の提携航空会社のマイルに移行できるのです。
マイルへの換算レートは2,000ポイント→1,000マイルと決して高い方ではありません(400円1マイル)。

特にANAマイルに移行する場合は、「メンバーシップ・リワード ANAコース」への参加費が税抜5,000円がかかるのでさらに割高となります。
しかし、このマイル換算率を高くする方法もあります。

メンバーシップ・リワード・プラスで還元率アップ

年会費税抜3,000円でメンバーシップ・リワード・プラスに登録すると、ポイント還元率がアップします。

マイルへの移行は1,250ポイント→1,000マイル(250円1マイル)にアップしますが、ANAマイルに関しては1,000ポイント→1,000マイル(200円1マイル)までアップします。

他社カードと比べてポイント還元率が低いアメックスカードも、これでようやく他社に一般カードと同じマイル還元率となります。
メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると、マイルだけではなくそれ以外の交換でも還元率がアップします。

 メンバーシップ・リワード・プラスの還元率

(  )内は未登録の場合の還元率

  • カード利用後の支払代金利用:1ポイント0.5円~1円(0.3円)
  • ヨドバシカメラ、高島屋など:2,000ポイント1,000円相当商品券(3,000ポイント1,000円)
  • 楽天スーパーポイント、Tポイントイントなど:3,000ポイント1,000円相当(3,000ポイント1,500円相当)

すべてのポイント還元率がアップするので、利用金額が多い人ほど年会費を支払ってもメンバーシップ・リワード・プラスに登録するとメリットがあります。
最も高い還元率はANAマイルへの移行率なので、どれくらい違いがあるのかをANAカードと比較してみましょう。

ANAカードとグリーンカードのマイル移行率比較

クレジットカードの年会費はサービスの提供に必要なので、純粋にANAマイルに移行するために費用だけを考えてANAカードとグリーンカードを比較してみます。

ANA VISAカード(三井住友カード)

移行手数料税抜6,000円で1ポイント10マイルに移行

グリーンカード

「メンバーシップ・リワード ANAコース」と「メンバーシップ・リワード・プラス」の年会費は合計税抜8,000円、1,000ポイント1,000マイルで移行
これだけでは同じ基準で比較できないので換算レートで比較してみましょう。

換算レートの比較

三井住友カードとアメックスでは1ポイントの価値が違うので、1マイルに移行するのに必要な金額で比較してみましょう。

ANAカードは1,000円で1ポイント貯まり、10マイルに移行できるので、100円で1マイルの換算レートです。

グリーンカードは200円で1ポイント貯まり、1,000ポイント1,000マイルに移行できます。
つまり1ポイントが1マイルになるので、200円で1マイルの換算レートとなります。

ANAマイルを貯めることだけを考えるとグリーンカードは換算率も半分で、移行にかかる費用も高くなるのでメリットがないことがわかります。

ANAカードではなく三井住友カードのスタンダードなカードの場合、5マイルコースが標準なのでグリーンカードと同じ200円で1マイルのレートですが、移行にかかる費用はゼロです。

つまりプロパーカードではANAマイルに関して換算レートや費用対効果を考えるとメリットはありません。
ただしメンバーシップ・リワード・プラスに登録するとポイントの有効期限がなくなるので、期限切れを気にせずポイントを貯められるメリットがあります。

短期間でANAマイルを貯めたい人はANAカードが便利ですが、そうでなければポイントをたくさん貯めた使いみちのひとつとしてANAマイルへの移行を考えるといいでしょう。
また、アメックスカードでは他のマイルも貯めることができるので、これを利用するとメリットがある使い方ができます。

アメックスカードでJALの特典航空券を獲得

アメックスカードでは15の航空会社のマイルに移行できますが、その中にはJALは含まれていません。

しかしJALの特典航空券を手にする方法はあります。

アメックスカードの提携航空会社の中にブリティッシュ・エアウェイ(BA)がありますが、BAのマイル(Aviosポイント)でJALの国内特典航空券に交換することができます。

しかもJALマイルで特典航空券を交換する場合に15,000マイルが必要な区間でも、9,000マイルで交換が可能です(沖縄などを除く)。

交換率だけではなく、Aviosポイントでの交換には次のメリットがあります。
( )内はJALマイルの場合

  • 利用可能者:制限なし(親族などに限られる)
  • 特典航空券を利用できない期間:なし(あり)
  • 最終予約申込期限:搭乗日当日(搭乗日4日前)
  • マイル有効期限:マイルの増減があってから3年(36ヶ月)

ほとんどの他社カードではANAマイルとJALマイルのどちらかにしか、ポイント移行はできません。
アメックスカードもANAマイルだけですが、豊富な航空会社との提携を利用すれば、特典航空券についてはANAでもJALでも手にすることが可能です。

マイルを貯めるなら提携カード

アメックスのプロパーカードでは、ANAマイルを貯めるためだけに利用するのは非効率的です。

アメックスカードのマイル移行でのメリットは、提携航空会社が多いという点を生かした利用ができるということです。
アメックスカードでは他社では貯めることができない海外航空会社のマイルも貯めることができます。

プロパーカードはこのメリットを生かしたポイントの使い方をしましょう。

特定のマイルを貯めるという点だけを考えるのであれば、プロパーカードではなくANAアメックスカードなどフライトでもANAマイルが貯まる提携カードを利用すると効率よくマイルが貯まります。

ANAカード以外にもアメックス・スカイ・トラベラー・カードやデルタ・スカイマイル・アメックスカードなどの提携カードもあるので、自分が貯めたいマイルによって選びましょう。

まとめ

アメックスカードでマイルを貯める方法についてはおわかりいただけたでしょうか?
プロパーカードでは複数のマイルを選択でき、提携カードでは特定のマイルを貯めることができます。
どのマイルを貯めたいのかによって、申込するアメックスカードを選びましょう。

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